結論:主要5社に給付金対象コースがある。ただし「全コース対象」のスクールはない

英語コーチング大手のプログリット・トライズ・RIZAP ENGLISH・ENGLISH COMPANY・イングリードには、教育訓練給付制度の対象コースがあり、条件を満たせば受講費用の20%(上限10万円)が戻ります。ただし対象は特定のコース・期間だけで、同じスクールでも選ぶプランによって給付の可否が変わります。「給付金が使えるから」と入会した後に、選んだプランが対象外だったという失敗が実際に起こり得ます。

この記事では、5社の対象コースを2026年9月1日時点の各社公式サイトで確認し、一覧にまとめました。

教育訓練給付制度とは:受講費用の20%(上限10万円)が戻る国の制度

一般教育訓練給付制度は、厚生労働大臣が指定した講座を修了した人に、受講費用の20%(上限10万円) をハローワークが支給する制度です。スクールの割引ではなく国の制度なので、財源を気にする必要はありません。

利用の基本条件は次の3つです。

  1. 雇用保険の加入期間が通算3年以上(初めて利用する場合は1年以上)あること
  2. 対象講座を受講し、スクールの修了認定基準を満たすこと(出席率・課題提出などスクールごとに基準があります)
  3. 修了日の翌日から1ヶ月以内に、住所地のハローワークで申請すること

在職中でも利用できます。離職中の場合は離職から一定期間内であれば対象になることがあります。自分が対象かどうかは、受講前にハローワークで照会できるので、高額なコースを申し込む前に確認しておくのが確実です。

給付金が使える5社の対象コース一覧

2026年9月1日時点の各社公式サイトの記載をもとにしています。対象コースは変更されることがあるため、申込前に必ず公式サイトと無料カウンセリングで最新の状態を確認してください。

スクール 給付対象コース 対象コースの料金(税込) 公式の給付記載
プログリット ビジネス英会話コース3・6ヶ月/TOEICコース3ヶ月 3ヶ月 632,500円(入会金55,000円込) 最大10万円キャッシュバック
トライズ スキルアップコース3ヶ月/スピーキング本科6・12ヶ月 3ヶ月 552,332円/6ヶ月 778,800円〜 最大10万円給付
RIZAP ENGLISH 英会話コース・TOEICコースの24回(3ヶ月)・32回(4ヶ月) 24回 580,800円+入会金55,000円 最大20%支給(一般教育訓練給付)
ENGLISH COMPANY 対象コースあり(詳細は公式で要確認) 公式サイトに一覧記載なし 最大10万円キャッシュバック
イングリード 英語コーチングコース 月117,113円〜(サブスク型) 対象の記載あり

注意点を2つ補足します。

  • プログリットのTOEICコースは3ヶ月だけが対象です。2ヶ月の短期プランは対象外なので、給付金を使うなら期間の選び方に直結します
  • トライズのTOEIC対策コース(2ヶ月)は対象の記載がありません。トライズで給付金を使うならスキルアップコースか本科です

実質負担額はどう変わるか:3ヶ月コースの試算

給付上限の10万円が満額戻った場合の実質負担額です(2026年9月1日時点の税込価格で試算)。

スクール・コース 支払額(税込) 給付額 実質負担
プログリット TOEIC 3ヶ月 632,500円 100,000円 532,500円
トライズ スキルアップ 3ヶ月 552,332円(入会金別途) 100,000円 452,332円+入会金
RIZAP ENGLISH 24回 635,800円(入会金込) 100,000円 535,800円

受講料の20%は3社とも10万円を超えるため、支給は上限の10万円で頭打ちになります。つまり総額が高いコースほど、給付率としては目減りすることになります。50万円台のコースなら実質18%程度の割引と同じ効果です。

申請の流れ:4ステップ

  1. 受講前:ハローワークで自分の支給要件を照会する(任意ですが推奨。窓口で「教育訓練給付金の支給要件照会をしたい」と伝えます)
  2. 申込時:無料カウンセリングで「給付金対象コースを希望」と伝え、対象プラン・修了認定基準を確認する
  3. 受講中:修了認定基準(出席率・課題提出など)を満たすように受講する
  4. 修了後:修了翌日から1ヶ月以内に、スクールが発行する修了証明書などの書類を持ってハローワークで申請する。支給は申請後、指定口座への振込です

期限が「修了翌日から1ヶ月以内」と短い点だけは、カレンダーに入れておくことを強くおすすめします。

給付金で選ぶときの注意点:制度ありきで選ばない

最後に重要な注意です。給付金の上限は10万円ですが、スクール間の総額差はそれより大きいことがあります。たとえば同じ3ヶ月でも、この記事の試算では最安と最高で8万円以上の差があります。「給付金が使えるか」より先に、期限・目標・確保できる学習時間に合うスクールかを確認してください。

その順番で絞り込んだうえで、候補が給付対象ならカウンセリングで次の3点を確認しましょう。

  1. 希望プランは給付対象か(期間・回数まで具体的に)
  2. 修了認定基準は何か(出席率・課題・テストなど)
  3. 申請に必要な書類はいつ受け取れるか

▶ プログリットの無料カウンセリングを予約する

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よくある質問

Q. 給付金は誰でももらえますか? A. 雇用保険の加入期間が通算3年以上(初回利用は1年以上)が基本条件です。修了認定と、修了翌日から1ヶ月以内のハローワーク申請も必要です。適用可否は受講前にハローワークで確認できます。

Q. 給付金はいくら戻りますか? A. 受講費用の20%(上限10万円)です。英語コーチングは受講料50万円超が多いため、実際には上限の10万円になるケースがほとんどです。

Q. 対象コースなら必ず10万円戻りますか? A. いいえ。各スクールの修了認定基準(出席率や課題提出など)を満たすことが条件です。基準は無料カウンセリングで必ず確認してください。

まとめ

  • 主要5社すべてに給付対象コースがあるが、対象は特定のコース・期間のみ
  • 支給額は受講費用の20%・上限10万円。50万円超のコースでは実質「上限10万円の割引」
  • プログリットはTOEIC3ヶ月・ビジネス英会話3/6ヶ月、トライズはスキルアップ・本科が対象
  • 申請期限は修了翌日から1ヶ月以内。忘れると受け取れない
  • 給付金は最後の決め手。先に期限・目標・学習時間で候補を絞る

参考(公式情報・2026年9月1日時点)