結論:「比較してから決める」で断れる。その場で契約しないのは普通の行動

無料カウンセリングは受けたいが、断りにくくなるのが嫌で予約をためらっている。この心配への答えを先に書きます。「他社と比較してから決めます」の一言で断れますし、それで気まずくなる筋合いはありません。英語コーチングは3ヶ月コースで50万〜70万円前後、12ヶ月コースでは100万円を超える社もある買い物です(2026年9月29日時点、プログリット・イングリードの公式料金ページ)。複数社を比較して選ぶのは当然の購買行動で、RIZAP ENGLISHは「無料カウンセリングのみでも問題ございません」、トライズ・ビズメイツ・イングリードは「無理な勧誘はしない」旨を公式に明記しています(2026年9月29日時点)。この記事では、場面別の断り方を例文つきでまとめます。

断りやすくする最大のコツ:冒頭に宣言しておく

断り方の技術より効くのが、カウンセリングの冒頭で比較中であることを伝えておくことです。

「今、御社を含めて2〜3社を比較していて、すべて受けてから決める予定です。今日は判断材料を集めるのが目的です」

これを最初に言っておくと、その場でのクロージングが前提から外れるため、終盤の「いかがですか?」に対して「予定どおり比較してから連絡します」と自然に返せます。カウンセリングの中身も、営業トークより診断・提案に時間が使われやすくなります。

場面別の断り方(例文)

その場で断る場合

「提案内容はよく分かりました。ただ、最初にお伝えしたとおり他社と比較してから決めたいので、今日は持ち帰らせてください」

理由を細かく説明する必要はありません。「比較してから」で十分です。

当日入会割引を提示された場合

「魅力的ですが、比較を終えていない段階で即決はしないと決めています。その割引は後日入会の場合には適用できませんか?」

期限付き割引を提示された場合でも、比較不十分なまま数十万円を即決する損失の方が、割引額より大きいことがほとんどです。

後日メールで断る場合

件名:無料カウンセリングのお礼(◯◯)

先日はカウンセリングをありがとうございました。他社と比較検討した結果、今回は別のスクールで進めることにいたしました。ご提案いただいたプランは大変参考になりました。ありがとうございました。

これで完結です。返信を求めない文面にするのがポイントで、引き止めの連絡が来ても再度同じ結論を短く伝えれば終わります。

電話やメールが続く場合

「検討の結果、入会しないと決めましたので、今後のご連絡は不要です」

「連絡不要」と明示した後も勧誘が続く場合、特定商取引法は契約しない意思を示した消費者への再勧誘を禁じています。この規定は電話勧誘販売と訪問販売を対象にしたもので、カウンセリング後の電話での勧誘がこれに当たる場合に限られます。それでも続くなら消費者ホットライン(188)に相談してください。

各社の無料カウンセリングの所要時間と勧誘に関する公式記載(2026年9月29日時点)

断り方と合わせて、各社が公式に「何分で何をするか」をどう書いているかを知っておくと、終盤の展開が読めます。勧誘について公言しているのは6社中3社(トライズ・ビズメイツ・イングリード)で、記載がない社が勧誘するという意味ではありません。

スクール 所要時間(公式表記) 実施形式 勧誘に関する公式記載 事前準備 出典ページ
プログリット 約1時間(相談事項が多い場合や申込手続き時は最大90分程度) 対面(校舎)またはオンライン 記載なし(「お申し込みされない場合は、一切料金は頂戴いたしません」) 事前アンケート(予約確定メールでリンク送付) progrit.co.jp/faq・/counseling
トライズ 60分ほど(申込手続きを行う場合は90分ほど) スクールまたはZoom 「無理な勧誘はいたしません。」 記載なし(コースは事前に決めなくてよい) toraiz.jp/cs
RIZAP ENGLISH カウンセリング単体の時間は記載なし(入会手続きまで含めると1時間半〜2時間) 店舗またはオンライン(ZOOM) FAQ「必ず入会しなければいけませんか?」に「無料カウンセリングのみでも問題ございません」 記載なし rizap-english.jp/faq
スパルタ英会話 90分(ヒアリング・体験レッスン・コンサルティング) 校舎またはオンライン(Zoom) 記載なし 公式LINE登録・日程調整 spartan-english.jp/lp001a
ビズメイツ(無料体験レッスン) 25分(カウンセリング5分・レベル診断5分・体験レッスン10分・振り返り5分) オンライン(MyStage) 「無理な勧誘は一切行っておりません」「お電話での営業連絡や強引な勧誘は一切ございません」 無料会員登録 bizmates.jp/triallesson
イングリード 約60分(公式ページにより60〜90分ほどとも記載) 完全オンライン(海外からも可) 「カウンセリング受講者が望まない無理な勧誘は一切致しません」(公式コラム内) 事前アンケート(日時確定メールでリンク送付) englead.jp/counseling・/coaching/counselling-details

表を読むときの補足を3点書きます。

  • 申込手続きが延長要因になっている社は、持ち帰るなら公式の基本時間(60分前後)で終わる可能性が高い。ただしプログリットのように相談量で延びる社もある
  • ビズメイツは英語コーチングではなく英会話の無料体験レッスンで、比較のための参考掲載
  • 各社の当日の中身は個別記事に譲ります:プログリット・トライズ・スパルタ英会話・ビズメイツ。勧誘への不安が強い人はプログリットの勧誘についての記事も参考にしてください

契約してしまった後に気が変わった場合

契約後でも手段はあります。

  • クーリングオフ:英会話教室など特定継続的役務提供に該当する契約(期間2ヶ月超・金額5万円超)は、契約書面の受領日から8日間、書面や電磁的記録で無条件解約できます
  • 中途解約:該当する契約なら8日を過ぎても中途解約権があり、解約料の上限も法律で定められています
  • スクール独自の保証:トライズは受講開始から1ヶ月以内の無条件全額返金、RIZAP ENGLISHは30日間返金保証を明記しています(2026年9月29日時点)。詳細は返金保証の比較記事にまとめています

自分の契約が特定継続的役務提供に該当するかは、契約前に交付される概要書面で確認できます。

断る前提で受けてよい。ただし「比較の質問」を持って行くと元が取れる

最後に視点をひとつ。無料カウンセリングは断ってよい一方で、手ぶらで受けると60分が営業トーク中心で終わりがちです。次の3つを各社に同じように質問すると、無料で比較表が完成します。

  1. この期限・この学習時間で、目標にどこまで到達できるか(根拠つきで)
  2. 総額はいくらか(入会金・分割手数料・教材費込みで)
  3. 給付金・返金保証の適用条件は何か

同じ質問への答えを並べたとき、最も具体的で正直な回答をくれたスクールが、比較の判断材料として信頼できるスクールです。まずは2社から始めてみてください。

よくある質問

Q. 無料カウンセリングを受けて入会しないのは失礼ですか? A. 失礼ではありません。RIZAP ENGLISHは「無料カウンセリングのみでも問題ございません」、トライズ・ビズメイツ・イングリードは「無理な勧誘はしない」旨を公式に明記しています(2026年9月29日時点)。複数社を比較して断るのは当然の購買行動です。

Q. その場で返事を求められたらどうすればいいですか? A. 「他社と比較してから決めます」と伝えて持ち帰ってください。当日限定割引でも、比較を終えていない即決はおすすめしません。

Q. 契約した後に気が変わった場合は解約できますか? A. 該当する契約なら書面受領から8日間のクーリングオフ、その後も中途解約権があります。スクール独自の返金保証も確認してください。

まとめ

  • 断り文句は「他社と比較してから決めます」だけでよい
  • 冒頭に「比較中」と宣言しておくと、終盤のクロージングが前提から外れる
  • 当日割引での即決はしない。後日適用の可否を聞き返す
  • 連絡不要と伝えた後の再勧誘は、電話勧誘販売などに該当する場合は法律で禁止されている。続くなら188へ
  • 契約後もクーリングオフ(8日間)・中途解約・スクール独自の返金保証という手段がある

参考(2026年9月29日時点)

無料カウンセリング各社ページ(2026年9月29日時点)