結論:リスニングと読解の「話す練習」には使えるが、文法パートは守備範囲外

ネイティブキャンプのTOEIC L&R対策コースは、2026年10月18日時点の公式サイトでPart1・2・3・4・7に対応しています。文法・語彙の設問が中心のPart5・6に対応した記載はありません。リスニングの聞き取り精度や長文読解の語彙定着を話す練習とあわせて伸ばしたい人には合いますが、文法パートの対策が主目的ならこの教材だけでは足りません。

公式教材が対応するパート(2026年10月18日時点)

コース 対応パート レッスンの構成 料金
TOEIC L&R TEST 600点対策 Part1・2・3・4・7 Part1〜4は「挑戦→聞き取り確認→原因解明→再挑戦」の4ステップ(Part2はロールプレー含む)。Part7は1問につき2レッスン(語彙・表現の学習→問題演習) コース単体の料金記載なし。プレミアムプラン月額7,480円(税込)に含む
TOEIC L&R TEST 800点対策 Part1・2・3・4・7 600点対策と同じ構成で難易度が上がる コース単体の料金記載なし。プレミアムプラン月額7,480円(税込)に含む
Part5・6(文法・語彙) 公式サイトに対応教材の記載なし — —

ネイティブキャンプの料金プラン全体(ファミリープラン・年間プラン等)はネイティブキャンプのデメリットと追加費用にまとめているので、本記事では料金の再掲はしません。

論点1:効果が出やすい人は「リスニングと読解を話す練習とあわせて伸ばしたい人」

Part1〜4は聞き取れなかった原因を講師との対話で確認し、再度挑戦する構成です。Part7も語彙や表現を学ぶレッスンと問題演習のレッスンに分かれています。選択式の問題を解くだけで終わらず、聞き取れなかった理由を講師に説明してもらえる点は、独学の問題演習にはない強みです。レッスンは今すぐレッスンなら回数無制限で受けられるため、リスニングの演習量を増やしたい人には向いています。

論点2:効果が出にくい人は「Part5・6の文法・語彙対策を主目的にする人」

TOEICのスコアはPart5・6(短文穴埋め・長文穴埋め)の出来が大きく左右します。この2パートに対応した教材の記載が公式サイトにないため、文法知識や語彙量そのものを強化したい人がネイティブキャンプだけで対策するのは難しいと考えられます。文法が苦手でスコアが伸び悩んでいる人は、参考書や別のTOEIC対策コースを併用する前提で考えてください。

論点3:スコアを本気で伸ばすなら自習かTOEICコーチングとの併用を検討する

公式サイトにはスコアアップの実績を示す数値の記載がありません。本気で短期間にスコアを伸ばす必要がある場合は、Part5・6を含めて学習計画を作ってもらえるTOEIC専門のコーチングを検討する価値があります。コーチング各社の比較はTOEIC対策コーチングの比較、プログリットのTOEICコース単体の効果検証はプログリットTOEICコースの効果にまとめています。オンライン英会話とコーチングを併用する考え方はオンライン英会話とコーチングの併用パターンで解説しているので、本記事では併用の一般論は繰り返しません。

行動提案:今のスコア帯と目的で使い方を決める

  1. リスニング(Part1〜4)と読解(Part7)の演習量を増やしたいなら、まずは7日間無料トライアルでTOEIC対策コースのレッスンを試す
  2. 文法・語彙(Part5・6)でスコアが伸び悩んでいるなら、参考書かTOEIC専門のコーチングを別に用意する
  3. 初心者でTOEICより先に話せること自体に不安があるなら、先にネイティブキャンプ初心者の進め方を確認してから教材を選ぶ

よくある質問

Q. ネイティブキャンプでTOEICの対策はできますか? A. 対応する教材があり、TOEIC L&R対策コース(600点・800点)はPart1・2・3・4・7のレッスンに対応しています。一方、文法・語彙の設問が中心のPart5・6に対応した記載は公式サイトに見当たりません(2026年10月18日時点)。

Q. ネイティブキャンプだけでTOEICのスコアは上がりますか? A. 公式サイトにスコアアップの効果を示す数値の記載はなく(2026年10月18日時点)、Part5・6に対応していない点を踏まえると、スコアを大きく伸ばすには自習やTOEIC専門のコーチングと組み合わせる必要があります。

Q. ネイティブキャンプのTOEIC対策コースはいくらですか? A. コース単体の料金は公式サイトに記載がなく、プレミアムプラン(月額7,480円・税込・2026年10月18日時点)に加入していれば回数無制限で受講できます。

まとめ

  • TOEIC対策コース(600点・800点)はPart1・2・3・4・7に対応。Part5・6に対応した記載はない(2026年10月18日時点)
  • 聞き取れなかった原因を講師に確認できる構成で、リスニングと読解の演習に向く
  • 文法・語彙の設問対策が主目的なら、この教材だけでは守備範囲外
  • 公式にスコアアップの数値の記載はなく、効果を断定する根拠はない
  • 本気でスコアを伸ばすなら自習またはTOEIC専門のコーチングとの併用を検討する

参考(公式情報・2026年10月18日時点)