結論:公式データの目安は605〜805点(平均705点)。まず社内規定、なければIIBCの目安を使う

海外赴任・海外駐在に必要なTOEICスコアは、派遣先や企業の制度によって基準が異なり、「何点あれば安全」という一律の答えはありません。まず確認すべきは勤務先の赴任規定や人事からの案内です。それが不明な場合の参考値として、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が公開する企業活用データには、海外赴任者・海外部門に期待するスコアの目安が示されています。この記事では2026年10月1日時点で確認できる公式データと、基準点までの残り期間が短い場合にトライズ・RIZAP ENGLISHのTOEICコースをどう使えるかを整理します。

IIBC公式データに見る海外赴任・海外部門のスコア目安【2026年10月1日時点】

出典:IIBC「企業・団体の主なTOEIC Program活用目的」

対象 スコアの目安
海外赴任者・海外部門に期待するスコア(TOEIC L&R) 605〜805点(平均705点)
同(TOEIC Speaking) 平均140点
同(TOEIC Writing) 平均150点
海外出張者・海外赴任者の選抜でTOEICを「要件」「参考」にしている企業 5〜6割
(比較)新入社員に期待するスコア 460〜640点(平均550点)

IIBCは企業の活用事例として、双日株式会社が海外赴任の基本要件を650点としながら、実務上の必要性から730点に引き上げた例を公開しています。同じ「海外赴任」でも、業務で英語を使う頻度が高いほど基準が上振れすることがうかがえます。転職全般に必要なTOEICスコアの考え方は転職に必要なTOEICスコアの目安は何点?で整理しています。

論点1:「要件」ではなく「参考」止まりの企業が半分近くある

選抜に使っている企業は5〜6割で、残りの4〜5割は制度上の必須条件にしていません。つまり基準点に届かなくても赴任できないと決まるわけではない企業が一定数あります。ただし、要件化していない企業でも面接や上長判断でスピーキング力を確認されるケースはあるため、「基準がないから対策不要」とは言えません。

論点2:トライズのTOEICコースはスコア帯別に保証ラインが決まっている

現在のスコアと基準の差が大きい場合に参考になるのが、トライズのTOEIC L&R対策プログラム(2026年10月1日時点)です。

受講開始時のスコア 保証される伸び幅
450〜495点 +200点
500〜545点 +100点
550〜645点 +75点
650〜745点 +50点

料金は2ヶ月一括374,880円(税込)で、一般教育訓練給付制度の対象(最大10万円支給)。規定スコアに未達の場合は週20時間以上の学習・欠席ゼロを条件に1ヶ月無料延長、受講開始1ヶ月以内は無条件で全額返金です。例えば現在550〜645点の人が海外部門の目安705点を目指す場合、保証ラインの+75点だけでは届かないため、保証はあくまで下限であり実際の到達点はこれより伸びることもある、という前提で捉える必要があります。コースの詳細な検証はトライズのTOEICコースの評判にまとめています。

論点3:RIZAP ENGLISHはスコア保証と給付金対象コースが回数で分かれる

もう一つの選択肢がRIZAP ENGLISHのTOEIC® L&R TESTスコアアップコースです(2026年10月1日時点)。

コース 料金(税込) 教育訓練給付制度
16回 437,800円 対象外
24回 580,800円 対象
32回 723,800円 対象

入会金55,000円(税込)が別途必要です。保証点数に未達の場合はスコア達成までセッションとTOEIC® L&R TEST IPを無料追加、受講開始から30日以内の全額返金保証もあります。給付金が使えるのは24回・32回のみで、16回は対象外という点は申込前に見落としやすいポイントです。トライズとRIZAPの保証構造の違いはTOEICスコア保証スクールの比較でも整理しています。

論点4:基準点までの期限が3ヶ月以上あるなら独学も選択肢に入る

基準点との差が50〜100点程度で、赴任までまだ3ヶ月以上ある場合は、独学でも到達可能な範囲です。期間ごとの目安はTOEIC700点から800点までの期間の目安、独学で伸び悩みやすいサインはTOEIC800点は独学で限界?を参考にしてください。逆に残り2ヶ月を切っていて差が100点以上ある場合は、上記のような保証付き短期プログラムで学習時間を強制的に確保する方が現実的です。

向いている人・向かない人

  • 向いている人:赴任発令から基準点までの期限が2〜3ヶ月に迫っている、現在のスコアがトライズ・RIZAPの保証対象レンジにある社会人
  • 向かない人:すでに805点以上あり基準を十分満たしている人(対策コースは不要)、会社の基準がスピーキング面接重視でTOEICスコアそのものが条件になっていない人

行動提案:まず社内規定、次にIIBCの目安、最後に残り期間で対策を決める

  1. 勤務先の赴任規定・人事案内で具体的なスコア基準の有無を確認する
  2. 基準が不明な場合はIIBCの目安(605〜805点・平均705点)を参考にする
  3. 現在のスコアとの差、赴任までの残り期間を照らし合わせる
  4. 残り期間が短く差が大きい場合は、無料カウンセリングで保証対象レンジに当てはまるか確認する

よくある質問

Q. 海外赴任にはTOEIC何点くらい必要ですか? A. 企業・赴任先によって異なりますが、IIBCの公式データでは海外赴任者・海外部門に期待するスコアは605〜805点(平均705点)です(2026年10月1日時点)。社内規定があればそちらを優先してください。

Q. 「要件」として必須にしている企業は多いですか? A. IIBCのデータでは、海外赴任者の選抜でTOEICを「要件」または「参考」としている企業は5〜6割です。残りの企業は選抜に使っていないか、別の指標を重視しています。

Q. 基準点まで2ヶ月しかない場合はどうすればいいですか? A. 現在のスコアと基準の差が大きい場合は、トライズのTOEIC L&R対策プログラム(2ヶ月・スコア帯別の保証付き)やRIZAP ENGLISHのTOEIC®L&R TESTスコアアップコース(保証未達時は無料延長)のような、期間を区切った対策が選択肢になります。

まとめ

  • 海外赴任に必要なTOEICスコアに一律の基準はない。まず社内規定を確認する
  • IIBC公式データでは海外赴任者・海外部門の期待スコアは605〜805点(平均705点)
  • 選抜でTOEICを「要件」「参考」にしている企業は5〜6割で、全企業必須ではない
  • 残り期間が短く差が大きい場合は、トライズ(スコア帯別保証)・RIZAP(保証未達時は無料延長)のような保証付き短期プログラムが選択肢
  • 差が小さく期間に余裕があるなら独学での到達も現実的

参考(公式情報・2026年10月1日時点)