結論:戻るのは上限の10万円。ただし対象は「3ヶ月・6ヶ月の特定コース」だけ

プログリットで教育訓練給付制度を使うと、最大10万円のキャッシュバックを受けられます(2026年9月29日時点の公式サイト記載)。対象コースの受講料はいずれも税込60万円を超えるため、「受講費用の20%・上限10万円」という制度のルール上、実際に戻る額は上限の10万円になります。注意すべきは対象範囲で、ビジネス英会話コースの3・6ヶ月とTOEICコースの3ヶ月のみが対象です。人気の2ヶ月短期プランは対象外です。

なお、全コースの期間別の料金(入会金込み)や分割の確認事項はプログリットの料金にまとめています。この記事は「給付金でいくら戻るか」と給付後の実質負担に絞って解説します。

教育訓練給付制度のおさらい:国が受講費用の20%を支給する

一般教育訓練給付制度は、厚生労働大臣指定の講座を修了した人に、受講費用の20%(上限10万円)をハローワークが支給する国の制度です。主な利用条件は次のとおりです。

  • 雇用保険の加入期間が通算3年以上(初めて利用する場合は1年以上)
  • 対象講座を受講し、スクールの修了認定基準を満たすこと
  • 修了日の翌日から1ヶ月以内にハローワークで申請すること

在職中でも利用できます。自分が支給対象かどうかは、ハローワークの窓口で事前に照会できるため、60万円超の契約をする前に確認しておくと安心です。なお2回目以降の「3年以上」について、公式の給付制度ページには「前回の受講開始日から3年以上」と記載があり、注記では「前回の支給決定日から3年以上」とも書かれています(2026年9月29日時点)。記載が一致せず起算日で可否が変わるため、2回目以降の人はハローワークで支給要件を照会しておいてください。制度全体と他社の対象コースは給付金が使える英語コーチング5社の比較にまとめています。

プログリットの給付対象コースと実質負担額

2026年9月29日時点の公式サイトの料金(税込・入会金55,000円込)で計算します。コース別の料金の全体像はプログリットの料金解説にまとめています。

コース 支払額(税込) 20%の額 実際の給付額 実質負担額
TOEICコース 3ヶ月 632,500円 126,500円 100,000円(上限) 532,500円
ビジネス英会話 3ヶ月 632,500円 126,500円 100,000円(上限) 532,500円
ビジネス英会話 6ヶ月 1,190,200円 238,040円 100,000円(上限) 1,090,200円

3つの数字が示すことはシンプルです。

  • どのコースでも戻るのは上限の10万円
  • 割引率として見ると、3ヶ月コースで約16%、6ヶ月コースでは約8%相当
  • 総額が高いコースほど給付のインパクトは小さくなるため、「給付金が出るから長いコースにする」判断は合理的ではありません

対象外に注意:2ヶ月プランと初級者コース

給付対象の記載があるのは上の表のコースだけです。次のプランを検討している人は、給付金を前提にしないでください。

  • 2ヶ月プラン(2ヶ月の設定があるコースすべて):対象の記載なし。「最短で結果を出したい」人向けのプランですが、給付金は使えません
  • 初級者コース・TOEFL/IELTSコース:対象の記載なし

「3ヶ月にすれば10万円戻る、2ヶ月なら戻らない」という構図なので、期限に2ヶ月と3ヶ月の両方が収まる人は、実質負担で比較してみてください。2026年9月29日時点の税込価格では、2ヶ月457,600円に対し、3ヶ月は給付後実質532,500円。差額約7.5万円で面談約4回(公式記載の週次面談×約4週)と1ヶ月分の学習管理が追加される計算になり、多くの場合3ヶ月の方が費用対効果は高くなります。

受け取りまでの流れ:4ステップ

  1. 受講前:ハローワークで支給要件を照会する(推奨)。無料カウンセリングで「給付対象コースを希望」と伝え、対象プランと修了認定基準を確認する
  2. 申込時:給付制度を利用する旨をスクールに伝える
  3. 受講中:修了認定基準(次の見出しで整理する3項目)を満たすように受講する
  4. 修了後:スクールから修了証明書などの申請書類を受け取り、修了翌日から1ヶ月以内にハローワークで申請。後日、指定口座に振り込まれます

つまずきやすいのは4の申請期限です。転職活動や新しい業務と重なる時期なので、修了日が決まった時点でリマインダーを設定しておきましょう。

申請書類と修了認定の確認項目(公式記載・2026年9月29日時点)

プログリットの公式サイトには給付制度の専用ページがあり、修了認定の基準とハローワークへの提出書類が明記されています。2026年9月29日時点の記載を整理します。

修了認定の3項目

項目 公式の記載 受講中に意識すること
面談出席率 80%以上 面談を欠席しない。日程の都合は早めに相談する
確認テスト 到達度のクリア 到達度の基準値は公式に記載がない。カウンセリングで聞いておく
受講前後のテスト 受験すること 受講開始時と修了時のテストを必ず受ける

公式には3点を必ず満たす必要があると記載されています。出席率と受験は自分で管理できる項目なので、受講前に把握しておけば給付を取り逃す可能性は下げられます。

ハローワークに提出する書類

書類 用意する人
教育訓練給付金支給申請書 公式には修了後に「申請に必要な書類一式」を渡すと記載。支給申請書が含まれるかはスクールに確認
教育訓練修了証明書 スクールが修了認定後に発行する
領収書 スクールが発行する
本人・住居所確認書類 自分で用意する
個人番号確認書類 自分で用意する
雇用保険被保険者証 自分で用意する
給付金振込先の通帳またはキャッシュカード 自分で用意する

このほか公式には教育訓練経費等確認書と、該当者のみ提出する教育訓練給付適用対象期間延長通知書・返還金明細書の記載があります。修了証明書と領収書はスクール側の書類なので、修了時に受け取り漏れがないか見ておいてください。書類の書き方や窓口での手順など制度全般は給付金の使い方の記事にまとめています。

割引との併用は可。ただし給付は「自分が払った額」の20%

公式には割引との併用が可能と記載されています。ただし給付額の計算対象は「ご自身でお支払いいただいた金額」で、割引額や会社負担額を差し引いた後の20%(上限10万円)です。3ヶ月632,500円の場合は割引が132,500円以下なら給付は10万円のまま変わりません。例えば2万円の割引を受けた場合、支払額612,500円の20%は122,500円で上限を超えるため、給付は10万円です。割引後の支払額が50万円を下回ると給付額は10万円未満になります。支払い方法を検討している人はプログリットの分割払いの記事も参照してください。

給付金を踏まえたプログリットの判断基準

給付金を含めて整理すると、プログリットが合理的な選択になるのは次のケースです。

  • 期限が3ヶ月あり、TOEICスコアかビジネス英語を短期で上げたい人:TOEIC3ヶ月・ビジネス英会話3ヶ月が給付対象で、実質532,500円
  • 逆に期限が2ヶ月しかない人は給付なしの457,600円。それでも間に合わせる価値があるかは、無料カウンセリングで学習プランを見てから判断してください
  • 雇用保険の加入期間が要件に満たない人(通算3年未満。初回利用なら1年未満)は給付金を前提にしない方がよい人です。加入状況はハローワークで照会できます
  • 初級者コース・TOEFL/IELTSコースを検討している人も給付対象の記載がないため、給付金を前提にしない方がよい人です

修了認定基準と、自分の雇用保険の加入状況。この2つの確認だけは申込前に済ませておきましょう。他社と迷っている人はプログリットとトライズの比較も参考にしてください。

よくある質問

Q. プログリットの給付金はいくら戻りますか? A. 受講費用の20%(上限10万円)です。対象コースは税込632,500円〜のため20%は12万円を超えますが、上限により実際に戻るのは10万円です。

Q. 2ヶ月プランでも給付金は使えますか? A. 使えません。対象はビジネス英会話コースの3・6ヶ月とTOEICコースの3ヶ月のみです(2026年9月29日時点)。

Q. 給付金はいつ受け取れますか? A. 修了後です。修了翌日から1ヶ月以内にハローワークで申請し、後日振り込まれます。申込時の割引ではありません。

まとめ

  • プログリットの給付額は実質一律10万円(対象コースの20%が上限を超えるため)
  • 対象はビジネス英会話3・6ヶ月とTOEIC3ヶ月。2ヶ月プランは対象外
  • 利用には雇用保険の加入期間・修了認定・1ヶ月以内の申請が必要
  • 2ヶ月と3ヶ月で迷うなら、給付後の実質負担差(約7.5万円)で比較する
  • 修了認定基準は3項目(面談出席率80%以上・確認テストの到達度クリア・受講前後のテストの受験)。到達度の基準値だけは無料カウンセリングで確認する

参考(公式情報・2026年9月29日時点)